ブログ一覧

年始挨拶

例年より雪が少ない年ですが、いかがお過ごしでしょうか


今年はコロナ禍でひたすら勉強していた筋、骨格系の施術を、従来行っていたスパイラルテーピング施術に加えてより患者さんに喜んで頂けるようレベルアップしていきます。これは当院独自の施術です。


他の整骨院や整形外科とは違う、電気や機械に頼らない徒手療法を提供出来ると思います。もちろん場合によっては電気を使います。ハイボルトも導入しております。


解剖、バイオメカを意識して関節や筋肉の動き、内臓、血管など、コロナ前より数段レベルアップ出来ていると思います。今も毎日勉強は続けております。


自分は特別の才能はありませんが、同じ事を続ける才能だけはあります。私事ですがSNSは毎日投稿しております。少しでもみなさんの心が穏やかになればと空の投稿が中心ですが(笑)


これからは「見せ方より在り方」の時代です。ちまたでは土の時代から風の時代と言われております。開業時から、続けてきた自分の本業である施術を突き詰めて患者さんの問題を解決出来るよう今年もコツコツ努力致します


他より外傷系には強いと思います。画像診断装置(エコー)も導入済みです。


保険外になりますが、正直やって見ないとわかりませんが、徒手療法にて頭痛の相談にものっております


何かありましたなんでもご相談下さい。

2024年01月07日

フォースカップル

フォースカップルとは2つの同じ力が反対方向に生じることで、回転方向のトルクを生じる事で、骨盤前傾を生じさせるフォースカップルは、後面の脊柱起立筋群と腸腰筋、前面の大腿直筋です


骨盤後傾を生じさせるフォースカップルは後面の大殿筋とハムストリング、前面の腹直筋と腹斜筋です


施術にヒントになる基本的な考え方


参考になるなぁ

2023年10月27日

上位、下位交差症候群

上位交差症候群とは頸部などで緊張筋と弱化筋が交差して現れる現象です


例えば後頭下筋郡、肩甲挙筋、僧帽筋上部が緊張すると、対角線上にある胸鎖乳突筋、斜角筋、大胸筋、小胸筋が緊張します


また頭長筋、頸長筋が弱化すれば前鋸筋が弱化する現象です


施術では緊張してる疼痛部位だけに注目するのではなく、対角線、反対側の体の状態を観察する必要があります


下位交差症候群では脊柱起立筋が固くなれば、腸腰筋が固くなり、腹筋郡の筋力低下が起これば、対角線上の大殿筋は筋力低下を起す現象です


ですから、施術では疼痛部位だけでなく他の部位も観察する必要があります


面白いですね(笑)

2023年10月05日

New Balannceは矯正靴メーカー

足の勉強をしてましたら、靴メーカーNew  Balanceを話にぶつかりました


ご存じだと思いますが、1906年アメリカのボストンでアーチサポートインソールや扁平足を治す矯正靴の製造メーカーとして誕生しました


新しい(New)、バランス(Balance)感覚をもたらす事が会社名の由来です


足の解剖学的知識や運動生理学の深い理解力があってこそ可能となる矯正靴の製造から、1960年代にカスタムメイドのランニングシューズ製造から有名になった会社です


この会社の誕生ストーリーが好きなので靴どこがいいかと聞かれたらこのメーカーの靴と日本人の足に合った靴をつくる国産メーカーを勧めます


574しか私持ってませんが、確かに履き心地が良い気がします。996も気になるなぁ(笑)

2023年09月27日

足関節アーチ

内側縦アーチは第一中足骨、内側楔状骨、舟状骨、距骨、踵骨で構成され、一番高い位置にある舟状骨が一番重要になります


アーチを構成する筋肉は後脛骨筋、長腓骨筋、長母指屈筋、母指外転筋になります。これらの筋肉が弱化すると過回内が起こります


外側縦アーチは第5中足骨、立方骨、踵骨で構成され、短腓骨筋、長腓骨筋、小指外転筋が構成する筋肉になります。これらの筋肉の弱化は過回外になります


横アーチは内・中・外楔状骨、立方骨で構成され、関係する筋肉は母指内転筋、長腓骨筋、後脛骨筋になります


アーチには足趾が持ちあがりアーチ構成の強度をあげるウインドラス機構


体重をかけることによって、足底の筋肉にテンションをかける事によるアーチが機能するトラス機構というアーチ機能があります


アーチを構成する筋肉の評価と舟状骨の圧痛と可動域の評価、足関節の過回内、過回外の評価、膝関節、股関節の可動域、骨盤の評価など全体の評価が必要と感じております。


また自分のアウトプットの投稿でした(笑)

2023年09月22日

腰痛のお話

横隔神経は(C3~C5)、横隔膜の横隔膜脚は右脚はL3~L4レベル、左脚はL1~L2レベルの腰椎の椎体前面に付着します 腰神経叢では(Th12~L4)、仙骨神経叢では(L4~S3)で腰椎4(L4)が腰神経叢と仙骨神経叢が重なります 、つまり仙骨神経叢→腰神経叢→横隔膜脚→横隔神経→三叉神経腕神経叢のつながりがあります


横隔神経(C3~C5)と腕神経叢(C5~Th1)はC5で繋がってます


なんの事だかわからないと思いますが自分のアウトプットの為の投稿です(笑)


つまり体は繋がっているという事です


面白いですね(笑)

2023年09月19日

頭痛への考察

顔面や側頭部の三叉神経領域の痛みで取れない痛みもありますが、1つの考え方として、三叉神経はC2頸神経と連絡しております


C2後枝内側枝からは後頭部にある大後頭神経、小後頭神経、C2から迷走神経の耳介枝であるアーノルド神経がでます


つまり後頭部の痛みと三叉神経は関係しております


三叉神経は下降してC1~C4(三叉神経脊髄路)を通ります。横隔神経はC3~C5領域で、ここでC4がだぶります


つまり横隔神経の刺激が三叉神経に伝わります


ですから胸郭も診る必要があります


また腕神経叢というC5~Th1においてはC5がだぶります


つまり上腕から前腕の異常は三叉神経を刺激します


当施術所ではこの辺の考えを取り入れて施術しております。体って面白いですよね(笑)

2023年09月14日

二足直立からの体重移動

二足直立からの体重移動は右足を先に出すときは、まず左内転筋が働き、左に重心をかけてその後左中殿筋、小殿筋が収縮してさらに左に重心を動かします


その後左ハムストリングスが収縮し骨盤を前傾位にして歩行が始まるきっかけになります。この先もありますが、面白いなぁと感じます


ですから股関節周りの筋肉の評価は必要だなぁと感じております

2023年09月01日

ヘッドフォワードポジション(頭位前方位)

ヘッドフォワードポジション(頭位前方位)という、頸部、胸椎、肩甲骨のアライメント異常を訴えている方が多いです


いわゆる猫背姿勢。これは頭重心位置が頚椎より前にいった屈曲モーメントが強くなったものです


頚椎が後方に移動して遠心性収縮が起こり頸部の緊張が強くなった状態です


頭の重心位置が頚椎より前にある為顎関節は後下方に変位し顎関節の支点である頚椎(C2)を後方に押します


肩甲骨は外転変位を起し鎖骨の前方変位を起し鎖骨が脱臼気味になります


その結果棘下筋、棘上筋、小円筋には遠心性に伸張された力がかかります。肩甲下筋は短縮位に固まります


ここまで観察したら後は施術です。色々な施術がありますが、まずは臨床思考です。


たまにアウトプットを兼ねてブログ更新予定です


ほとんど自分の為ですが(笑)


皆さんにも役立つと思います。宜しくお願い致します

2023年08月31日

肩関節について

肩関節について見逃しがちなポイントは鎖骨の動きです


当施術所では今鎖骨の動きが正常かどうかこれからチェックしようと考えております


鎖骨の形はみた事はないと思いますが特徴的な形をしております


鎖骨の動きは回旋の動きがあり肩関節が挙上する時、後方回旋を行いクレーンのように上方に持ち上げます


つまり肩甲上腕関節の支点は胸鎖関節にあります。ですから胸鎖関節の可動域が重要になります


ですからこちらの可動性をまず確認する必要があります。興味ある方はネットで鎖骨の形を観察下さい

2023年08月24日

施術のパワーワード

施術について、他の施術所では骨盤矯正、猫背矯正などのpowerワードを良く聞きます


昨日ある先生の勉強会で、骨盤矯正と言っている先生は骨盤が出産でどのように動くかを理解しているかわかってないとおっしゃてました


まず出産でニューテーションという動き(仙骨が前方に動きと寛骨が後傾)と骨盤の上が閉じて、寛骨の下の方が開き子供が産まれ易い状態になります


また産まれる時にはホルモンの影響で靭帯がゆるむようなシステムになっているともおっしゃてました


産後は3ヶ月かけてカウンターニューテンション(仙骨が後方に動き寛骨が前に前傾)と寛骨の上方が開いて下が閉じるとおっしゃてました
また授乳しないとカウンターニューテンションの動きがでなくなるとおっしゃてました


出産後3ヶ月になってカウンターニューテンションしないものが産後の骨盤矯正で必要な対象となるようです


考え方としては出産後3週間後から3ヶ月は筋肉の賦活(筋肉の状態を本来の動きにする事)


3ヶ月後に必要なものに対しては施術が必要あるとの考え方でした


ですから妊婦の方はその辺を良く理解して、自然に戻らないものに対してアプローチを行い、出産後3週間後から3ヶ月の間は骨盤周りの筋肉の賦活をお勧め致します


基本的に自然と戻ります。ちまたのpowerワードには気を付けて下さい。

2023年08月21日

膝の施術について

膝の痛みで何を考え施術するかについてはまず色々な事を考えます


まず右膝なのか左膝なのか、または両膝なのかです


膝関節は上下関節である股関節、足関節の影響を受けるのでそこの関節周辺に異常はないか


足関節なら既往歴、距骨の前方変位、または腓骨の動き、舟状骨の圧痛があるかなど、後頸部の異常がないか、骨盤は前傾してないかなど分析します


腰部が前傾すれば、膝はバランスをとるため屈曲します


ヒアルロン酸だけでは治りません。膝に限らず今の施術、治療に疑問をもちましたら一度御相談下さい


筋・骨格系を整え以前から取り入れているスパイラルテープ治療を行っております。

2023年08月18日

筋肉、関節、神経

寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。ところでどんな施術をしているかですが、


スパイラルテーピング療法。


外傷にはエコー検査、包帯固定、テーピングという整骨院王道の施術。


徒手療法として、筋肉のピン&ストレッチ、MFL、たまにカッサ。


関節には関節の転がり滑り捻転の運動を戻すMWM。


神経には神経マニピュレーション。


さらに内臓、頭蓋。


内臓は例えば下垂してるものを、持ち上げ正常の位置、動きに戻す。


頭蓋は圧を逃がしたり、流れを良くして老廃物の流れを良くする手技です。


内臓、頭蓋とも徒手療法で出来る範囲です。


いろんな角度から患者さんの問題を解決出来るようやっております。


何かありましたら御相談下さい。


たまには仕事のお話をしてみました(笑)


「機械ではなく自分に価値を」を目指しております(笑)

2022年11月04日