上位、下位交差症候群

上位交差症候群とは頸部などで緊張筋と弱化筋が交差して現れる現象です


例えば後頭下筋郡、肩甲挙筋、僧帽筋上部が緊張すると、対角線上にある胸鎖乳突筋、斜角筋、大胸筋、小胸筋が緊張します


また頭長筋、頸長筋が弱化すれば前鋸筋が弱化する現象です


施術では緊張してる疼痛部位だけに注目するのではなく、対角線、反対側の体の状態を観察する必要があります


下位交差症候群では脊柱起立筋が固くなれば、腸腰筋が固くなり、腹筋郡の筋力低下が起これば、対角線上の大殿筋は筋力低下を起す現象です


ですから、施術では疼痛部位だけでなく他の部位も観察する必要があります


面白いですね(笑)

2023年10月05日