EMS(ハイボルテージ波形)

機能改善としてHi-Voltage(ハイボルテージ)波形を用いたEMSは筋ポンプによる血流増大によってリハビリテーションでの筋委縮改善や、筋力トレーニングに役立ちます

EMSの主な効果として①筋収縮を起こし筋力低下を防ぐ②インナーマッスルの活性化③疼痛の軽減(鎮痛効果)④筋の再教育(神経ー筋促通)があげられます

①では電気刺激により自分で動かさなくても筋肉が収縮し、手術後・痛みで動かせない時期、高齢者の廃用性筋萎縮予防に有効です

②では腹横筋・多裂筋、内側広筋など意識しにくい筋肉にも刺激が入りやすく、腰痛症、膝痛(変形性膝関節症)、姿勢不良な安定性に役立ちます

③では低周波~中周波刺激により、ゲートコントロール理論、血流促進が働き痛みの軽減が期待できます→急性期~慢性期の補助療法として使用されます

④では「力がはいらない」「使い方がわからない」筋に対して、脳と筋肉の再連結を促す、正しい筋活動を覚えさせる目的で用いられます