頭痛への考察
顔面や側頭部の三叉神経領域の痛みで取れない痛みもありますが、1つの考え方として、三叉神経はC2頸神経と連絡しております
C2後枝内側枝からは後頭部にある大後頭神経、小後頭神経、C2から迷走神経の耳介枝であるアーノルド神経がでます
つまり後頭部の痛みと三叉神経は関係しております
三叉神経は下降してC1~C4(三叉神経脊髄路)を通ります。横隔神経はC3~C5領域で、ここでC4がだぶります
つまり横隔神経の刺激が三叉神経に伝わります
ですから胸郭も診る必要があります
また腕神経叢というC5~Th1においてはC5がだぶります
つまり上腕から前腕の異常は三叉神経を刺激します
当施術所ではこの辺の考えを取り入れて施術しております。体って面白いですよね(笑)