頭痛への考察

顔面や側頭部の三叉神経領域の痛みで取れない痛みもありますが、1つの考え方として、三叉神経はC2頸神経と連絡しております


C2後枝内側枝からは後頭部にある大後頭神経、小後頭神経、C2から迷走神経の耳介枝であるアーノルド神経がでます


つまり後頭部の痛みと三叉神経は関係しております


三叉神経は下降してC1~C4(三叉神経脊髄路)を通ります。横隔神経はC3~C5領域で、ここでC4がだぶります


つまり横隔神経の刺激が三叉神経に伝わります


ですから胸郭も診る必要があります


また腕神経叢というC5~Th1においてはC5がだぶります


つまり上腕から前腕の異常は三叉神経を刺激します


当施術所ではこの辺の考えを取り入れて施術しております。体って面白いですよね(笑)

2023年09月14日